ハロプロ雑記

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あやちょが6代目ハロプロリーダーになった

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2016年12月31日 Hello!Project COUNT DOWN PARTY 2016 GOOD BYE&HELLO! 第一部において、アンジュルムリーダー和田彩花ハロー!プロジェクトリーダー就任が発表されました。今年8月20日、°C-uteさんが2017年解散の発表をした時からずっとモヤモヤしていた気持ちに、ひとつ決着がつきました。

°C-ute解散発表

°C-uteさんが卒業発表した時にまず思ったのは、「ふざけんな!」でした。理由は色々ありますが、その中の一つに「もしこれであやちょハロリーダーになったら、のびのびできなくなるじゃん!」というのがありました。当時のあやちょアンジュは、主にアイドル横丁での傍若無人な振る舞いが印象深く、とても矢島さんが担っていたような、ハロプロリーダーとしての役割を背負わせたくなるキャラでは無いという印象でした。その位、矢島さんのハロプロリーダーとしての働きは見事だったと言えるかも知れません。ビジュアル、アイドルとしてのそつのなさ、真面目さ、経歴のクリーンさ。どこに出しても恥ずかしくない。

なっても嫌だったしならなくても嫌だった

°C-uteさん解散発表直後は「あやちょがハロリーダーになったらイヤイヤ」を繰り返していたのですが、その心の準備をしていく中で、「とはいえならなくてもイヤイヤ」というどーしようもないマインドになっておりました。リーダーになったらアンジュアズナンバーワンを標榜するあやちょでなくなってしまうかも知れない、でもならなかったら結局アンジュは娘。が慣らした道を後追いするだけの存在に甘んじるしかない。信仰心の裏返しで、心の準備だけ周到に済ませようとするヲタ心が災いし、2017年アンジュにとって勝負の年であると同時に、試練の年、我慢の年になるのかも知れない…なんて思っていました。しかし今、あやちょがハロプロリーダーになった事を、僕は本当に喜んでいます。

ハロリーダーの質の変化

ハロコン前の声かけが主な仕事と言われていたハロプロリーダーについて、もちろん内情は知りませんが、ひょっとしたらヲタが思っている以上に、ハロ内で重要な役職になってきてるのかな?と思っています。それは真面目な矢島さんが無駄にハードルを上げたと言いたい訳ではなく、つんく♂さんが表に出てこないようになった事とも連動した、ハロプロ自体の変化の表れなのかも知れないという事です。つんく♂さん以降、ハロには「表に出てくるプロデューサー」がいません。ただの怠慢なのかも知れませんが、「アイドルはロボットって昭和の話ね」に予言されていた、プロデューサーの操り人形としてのアイドル像から脱却しようとした結果なのかも知れない。もし後者だとすれば、ハロリーダーの質が変化するのも、当然な流れです。卒業のたびに手紙を読むリーダー像は矢島さんオリジナルのリーダー像で、リーダーの固定された仕事ではないのかも知れない。その位「ハロプロリーダーの自主性、独自性」が表に出て来うるのが、21世紀近未来育ちの、ハロー!プロジェクトなのかも知れないという、期待をしています。

攻めるためのリーダー

だとすれば。あやちょがハロプロリーダーになる事で、あやちょの望む未来に近づく手助けになるかも知れない。だから僕は心から、あやちょのハロプロリーダー就任を喜んでいます。あやちょの就任発表時の涙が、ただ形だけのトップになった事への喜びに終わってほしくない。攻めるために、戦うためにハローを使い切るリーダーになってほしいと思っています。それは仮想敵を作って明確な勝敗すら付かない勝負で大勝利!と叫びあうような戦いではなく、メンバー達が自身のビジョンを形にしていくための戦いです。誰よりもビジョンの明確なあやちょが、自主性を持ったリーダーになれば、ハローはそういう場所になるかも知れない。そしてそれは、ハロプロ、アイドルというジャンルの価値をネクストレベルに押し上げうる試みになると思うのです。

 

以上駆け足で、あやちょハロプロリーダー就任に思う事を描いてみました。2017年が楽しみです。よいお年を。