ハロプロ雑記

アコカツモジキ

岡田斗司夫のまどマギ評論とももち/あやちょのアイドル哲学について

アマゾンのプライムビデオでTV版まどマギ見て、面白かったので評論色々見た。その一つ、岡田斗司夫まどマギ評論で、キャラとキャラクターの違いを話していて、これはアイドルについても言えることだなと思った話。

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意訳すると「(ガンダムの)富野監督はキャラクターを描いている。葛藤や矛盾を抱え成長する、厚みのある存在。まどマギはキャラクターではなくキャラを描いている。属性を象徴する存在で、(旧来の意味での)成長はせず強力化する。この場合、視聴者が見たいのはキャラどうしの決め台詞の応酬で、人間的厚みは視聴者が補完する。」と。なるほど。誤解を含みうる言い方なので、イラっとした方は10分ちょいなので上記動画をぜひ。

勘違いして欲しくないのが、これはどっちが良いという話ではないということ。成長しないというのは作品を馬鹿にした言い方ではなく、ただそういう違いがある、という事です。パニックものとかホラー、サスペンスとか、映画でも成長しない物語はたくさんある。岡田さんが「成長モノは(アニメの文脈では?)今後主流になることはないだろう」と言ってたのが印象的でした。えーまじか。僕成長モノ好きなんだけどな。おっさんだからか。

 

で、アイドルの話。

 

この違いって、ざっくりいうと、ももちとあやちょのアイドル哲学の違いなんじゃないかなと思った。どんな時でも涙を見せず、常に笑顔を届ける。「笑顔という属性を象徴するキャラをやりきる存在がアイドルだ!」というのがももち。ヲタは「だけど、逆でした。」という答えの真意を補完し、その答えを絞り出したももちを信頼する。尊い

比較してあやちょには多分、「笑顔を届けるのがアイドルの仕事だ」という哲学は無い…と思う。少なくとも聞いたことない*1。あるいはそれがアイドルだって前提を踏まえて、「あたしは普通じゃないよ」と言っているのかもしれない。あけすけに「いや、きっと、私の場合は、私の場合はですよ、、きっと怒ってしまいます。」と言う。その怒りを抱えて、自分がどう変化したのかを綴る。尊い

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アニメの話と同じく、これはどっちが偉い、正しい、上等だという話ではなく、好みの話だと思う。その上で、やっぱり僕は後者が好きだなと。MODE見て「成長しろよ!」って思ったけど、そこらへんのノリの違いがあったのかもしれない。きっとキャラが好きな人は、MODEを楽しめるんだろう。あの設定だったら成長モノにすべきだろうとは今でも思うけど。

上記動画で、「クリエイターとして生まれたら、歌える歌を歌うしかない」ってまとめが良かった。僕にとって和田さんは未来のクリエイターで、アンジュメンはその同志で、アンジュルムは夢の器です。自分たちの表現をブラッシュアップさせて、よりかっこいいものを見せてくれるのを、楽しみにしています。

*1:17.7.29 ビジュルムにて言及がありました